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【旅行記】ANA特典航空券を利用して初のヨーロッパ旅行へ-ロンドン編

ヨーロッパに旅行に行く際にネックになるのが航空券代の高さですね。

安いチケットでも10万円は軽く超えてくる上、現地の物価も高めなので航空券を普通に支払うとトータルの旅費は少なく見積もっても20万円は超えてきてしまいます。

そんな中マイルを使えば数万円の出費でヨーロッパに飛べるため、浮いたお金を観光に当てることができ、充実した旅行が可能です。

自分はANAのマイルを使用して初のヨーロッパ旅行としてロンドン・パリに行ってきました。

目次

ANA特典航空券を利用し初ヨーロッパへ

今回の旅行ではANAの特典航空券を利用しました。

本当はビジネスクラスを利用して派手な旅行をしたかったのですが、生憎空席がなく、ドイツのミュンヘン乗り換えのエコノミークラスで行くことに。。。

とはいえ、レギュラーシーズンで55,000マイル+税でヨーロッパまで行くことができるのでコスパ最高です。

羽田空港から出発

ANAのヨーロッパ便の多くは羽田発着のようで、出発のために羽田空港に。

羽田空港はアクセスも近く、便利ですね。

チェックインもとっとと済ましてANAラウンジでまったり。

12時過ぎの便のためお昼ご飯はラウンジにて調達です。

ラウンジでお腹を満たし、しばしだらだら。出発時刻に近づいてきたところでゲートに向かいます。

目指すはロンドンですが、残念ながら直行便を予約することができず、ミュンヘン経由で向かうことに。

約12時間の長旅です。

SFC特典でプレミアムエコノミー席にアップグレードできるかと期待していましたが、残念ながらエコノミークラス・・・

とはいえエコノミークラス最前列の足元広い席が取れたので、比較的快適に過ごせました。

ミュンヘン国際空港のラウンジで休憩し、乗り継ぎ

長いフライトを終え、ドイツのミュンヘン国際空港に到着。

12時過ぎに羽田を出発してミュンヘンに到着したのが現地17時ごろ。次のロンドンまでの便は19時発のため2時間ほどの滞在です。

トランジット用のゲートを抜けて出発エリアへ。

免税店をしばしふらついた後はルフトハンザのラウンジへ。

ルフトハンザはANAと同じスターアライアンス加盟の航空会社のため、SFC特典を受けることが可能です。

ルフトハンザのビジネスクラス利用客はBusiness Lounge、スターアライアンスゴールドメンバーでエコノミークラス利用客はSenator Loungeという分け方のようです。

自分はSFCでエコノミークラス利用のため、Senator Loungeに案内されました。

内装はスタイリッシュでおしゃれです!特にバーがいい感じ。

ドイツということで、ビールやハム・ソーセージ類が充実。写真鳩ってないですが、ピクルスが美味しかったです!

ラウンジでぐだぐだしてからいよいよ搭乗時間。

ルフトハンザでロンドンのヒースロー空港に向かいます。所要時間は2時間ほどでしたが、疲れもあり機内では爆睡w

あっという間にヒースロー空港に到着。入国審査もスピーディーに終わりました。

ヒースロー空港からロンドン市内に移動

ヒースロー空港からロンドン市内に出るには

  • ヒースローエクスプレス
  • 地下鉄ピカデリー線

あたりがメジャーな交通手段となりますが、今回はホテルへのアクセスを考えて地下鉄ピカデリー線を利用。ロンドン市内までは40-50分ほどになります。

今回利用したのは大英博物館の近くにあるラディソン ブル エドワーディアン ケニルワースホテルというところ。

アクセスは良いもののさすがロンドンだけあってホテル代高い。。。

ホテルで少し休憩した後はロンドンの文化の中心地ピカデリーサーカスのあたりを少しふらつきます。

外はかなり寒かったものの、活気に溢れていて少し歩いただけでも楽しめました。

翌日以降の旅行に期待しつつホテルに戻りました。

ロンドン観光

ロンドン市内は歴史ある建造物を残しながらもスタイリッシュな景観となっていて、歩いているだけでも楽しめます。

ロンドンには3泊しましたが、市内の主要スポットは大方まわることができました。郊外も観光しようと思うとロンドン拠点に1週間ほど滞在しても飽きることはなさそうです。

今回の旅行で滞在したところを全部記事にすると膨大なボリュームになりそうなので、ダイジェスト的に書いてみました。

ロンドン市内主要スポットの観光

ロンドンの歴史ある建造物を歩いて回りました。

地下鉄に乗ってテムズ川沿いの駅まで行き、川沿いに歩いて行くとロンドン名所のビッグベンにたどり着きました。

自分が行った時には一部工事中でしたが、やはりロンドンに来た感があります。

ビッグベンのあるエリアはウェストミンスターと呼ばれ、政治や王室関連施設の中心地となっています。

ロイヤルウェディングで有名なウェストミンスター寺院もビッグベンのすぐ隣にありました。

川沿い観光を終えて、ヴィクトリア駅の方面に歩いていき、バッキンガム宮殿を目指します。

バッキンガム宮殿といえば衛兵交代式が有名で、開始時間は11時とのこと。現地に向かうとすでにスタンバイしている人でいっぱいとなっていましたw

しばらく待って開始時間となるとパレードが始まりました。冬仕様となっていましたが、ロンドン名物の衛兵の帽子を間近で見ることができ満足。

式自体は30分ほどで終わると観衆は散り散りになり、バッキンガム宮殿も静かになりますw

バッキンガム宮殿の隣にはグリーンパークという公園が広がっています。

自分が行った時期はちょうど紅葉の時期で、なかなか美しい景観でした。

グリーンパークの近くには、ロンドンを代表する百貨店の老舗のハロッズがあります。

世界中のあらゆるものが揃うと言われ、英国王室御用達ともあって高級ブランドばかりですが、ウインドウショッピングするだけでも十分に楽しめました。

大英博物館の観光

ロンドン観光では外れない定番スポットとして大英博物館が挙げられます。

ロゼッタストーンを始めとして、貴重な展示品が多数あり、半日くらいいても飽きません。

イギリスでは国立の博物館・美術館は基本入場無料となっていて、大英博物館も入場自体はタダとなっています。
(性格には募金が入場料の役割を果たしているので、観光して楽しかったという人は募金しましょうw)

館内は地域・年代別に展示品がまとめられていて、目玉となっているのは古代エジプトコーナーかと思います。

ロゼッタストーンやミイラの展示がありました。

エジプトコーナーのほかにも古代文明の展示は個人的にはよかったです。

こちらはギリシャの古代パルテノン神殿のレプリカの展示。

次のはメソポタミア文明の壁画だったかと。

精巧に掘られていて、芸術レベルの高さを感じます。角の生えた馬と牛の中間のような動物はなんなのか気になりますね。。。

古代文明の展示のほか、技術の進歩を展示したコーナーもよかったです。

時計の歴史コーナーでは懐中時計から腕時計への技術革新の歴史が展示されています。

Breguetの時計とかありましたw

館内はとても広く、余裕を持ってみるには3~4時間程度は欲しいところです。

夕方には閉館となるので、午前中いっぱいでみるか午後一番に行くのが時間的におすすめです!

ハリーポッターで有名なキングス・クロス駅9と3/4番線

ロンドンは様々な映画で舞台となっていますが、全年代にとって有名なのがハリーポッターシリーズ。

ホグワーツ魔法魔術学校に向かう電車の出発駅となっているのはキングス・クロス駅ですが、こちらはロンドンにあります。

場所は大英博物館の少し北にいったあたりで、イギリスの北部地方に向かう電車の発着駅となっています。

キングス・クロス駅のホームは筒状をしていて奥行きを感じる作りです。ヨーロッパの駅にはよくみられる形ですね。

行き先を示す電光掲示板。空港のようです。

さて、ハリーポッターシリーズのホグワーツエクスプレスが発着するのは9と3/4番線ですが、それようのスポットが用意されていました。すごい人ですw

グッズ売り場も併設されていてそちらで写真撮影の申込ができるみたい。

ロンドンの夜はミュージカル鑑賞がおすすめ

ロンドンは博物館・美術館といった展示物のほか、ミュージカルも有名です。

ロンドンのミュージカルはウェストエンドという劇場街に集中しています。駅でいうとピカデリー・サーカス駅の周辺ですね。

ロンドンのミュージカルで有名な作品としては「オペラ座の怪人」と「レ・ミゼラブル」ですね。そのほか「ウィキッド」も根強いファンがいるようです。

自分は映画ではミュージカルものを観たことがありますが、劇場のものは観たことはなかったので、せっかく本場に来たということで鑑賞していくことに。

選んだのは「オペラ座の怪人」で劇場は由緒あるHer Majesty’s Theatreです。

ミュージカルのチケットは当日チケット売り場で安く購入することもできますが、いい席はほぼ確実に売り切れているので、 ネットで予約していくほうが良いです。

予約サイトはいくつかありますが、確か自分は下記サイトを辿って予約しました。

ロンドンミュージカル ウェストエンド・オフィシャル・チケット予約 公式コンシェルジュ FUN!LONDON.net

当日予約内容を示したスマホ画面を受付に見せて正式なチケットを受け取り、開演時間になったら予約した席に向かう形です。

オペラ座の怪人が上演されるHer Majesty’s Theatreはロンドン屈指の歴史を誇るシアターで外観・内装ともに荘厳な雰囲気です。

劇場の中は撮影禁止ですが、円形で舞台を囲うように座席が配置されており、音がよく響いて生演奏をかなりの迫力で楽しめます。

また、オペラ座の怪人ではシャンデリアの落下シーンが有名ですが、そちらも間近でみることができ、ミュージカル初心者ながら楽しめました!

あらかじめ映画などで予習していったほうがストーリーも追えてより楽しめるかと思います。

オペラ座の怪人は約3時間の上演で前半・後半にわかれており、途中15分ほどの休憩時間がありました。

休憩時間では売り子のおばちゃんがハーゲンダッツのアイスを売っており、観衆のかなりの人が買っていましたw

 

ミュージカルはどこも夜に上演され、終わる時間も22時頃と遅くなるため晩御飯の時間は調整して向かう必要があります。

劇場のまわりのレストランは比較的遅くまで空いていますが、ロンドンのレストランは閉店時間が早く、ミュージカルの後ではレストランの選択肢が限られるので要注意です。

ラーメン屋や中華料理はじめとしたアジア系の飲食店は比較的遅くまでやっている印象でした。

まとめ

初のヨーロッパ、ロンドン旅行とあってかなりメジャーなスポットばかり回ってしまいましたが、普段よく行くアジアとは文化的にも全く異なっていて、異国感を強く感じることができました。

ロンドンはヨーロッパの中でも特に物価が高いため、特典航空券で航空券代をカットできるのはかなり大きかったですね。

これがあるからマイル活動はやめられないですw