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【旅行記】ANA特典航空券を利用して初のヨーロッパ旅行へ-パリ編

ANAマイルを利用したヨーロッパ旅行でロンドン・パリに行った旅行記のパリ編について書いてみます。

ロンドンでの観光の後、ユーロスターでパリに移動し、パリには2泊しました。

短い滞在期間のためパリ中心部の主要な観光地を回ったのみですが、伝統ある街並みや美術館を楽しんだり、グルメを楽しんだりなど短期滞在でもなかなか楽しめる街だなと感じました。

目次

パリ市内観光

ユーロスターでフランス、パリに入った場合にはパリ北駅から旅行がスタートします。

パリ北駅からタクシーで滞在先のホテルへ。

今回はIHGのホリデイ・イン・パリ オペラ グラン プールヴァールに滞在しました。名前の通り、パリのオペラ座にほど近く、地下鉄の駅を出てすぐの位置なので観光に便利です。

ホテルの前の通りはこんな感じ。パリっぽい(?)いい感じの通りですw

パリ右岸エリアを観光

ホテルの前の通り沿いに歩いていくとオペラ座ことオペラ・ガルニエがありました。パリにはランドマークとなる建物が多数ありますが、こちらのオペラ・ガルニエも荘厳な雰囲気。

オペラ・ガルニエの裏はデパート街になっていて、ギャラリー・ラファイエットが目立ちます。ここの食品館はお土産さがすのに良さげでした。

オペラ座周辺からセーヌ川の方へ歩いていくとパリ随一の広場であるコンコルド広場にたどりつきます。

観覧車の前のそびえ立つオベリスクが有名ですが、間近でみるとみごとに写真に収まりません。。。

コンコルド広場から凱旋門に続く通りが有名なシャンゼリゼ通りです。

シャンゼリゼ通り自体は3km近くありますが、通りに沿って地下鉄が走っており、移動は地下鉄が便利です。

シャンゼリゼ通りらしいブティックが並ぶエリアは凱旋門のすぐ近くにあります。さすが有名なだけあっておしゃれな雰囲気。

シャンゼリゼ通りの先には凱旋門があります。

思っていたよりも大きくかなり迫力がありました。門のある位置には地下道を通って行くことができ、チケットを購入することで門屋上の展望エリアにも行くことができます。

こんな感じでパリの右岸エリアをさっと観光して回りました。

写真にはないですが、街のいたるところにカフェやブラッスリーがあるのがパリらしいなと感じるところです。

地下鉄だと移動は楽ですが、そういう街をみながら回って見るのも街を堪能できてよいのではと思います。

最近ではレンタル自転車のサービスもあるようなのでそれを利用すれば快適に観光できそうです。

ヴェルサイユ宮殿を半日観光

パリ郊外の観光地として人気なのがヴェルサイユ宮殿です。

パリ市内からは電車で1時間弱で行くことができるので、最短で半日で観光できます。

とはいえ、ヴェルサイユ宮殿は宮殿そのもののほか、庭園やマリーアントワネットの離宮なども含めるとかなり広大な土地となっていて全てを回ろうと思うと1日は必要かと思います。

自分が行ったのはほぼ冬で庭園の観光はスキップし、宮殿のみを観光してきました。

パリ市内から電車でヴェルサイユ宮殿に向かう

パリ市内からヴェルサイユ宮殿に向かうには電車またはバスを利用する必要があります。

自分は電車で行くことにしましたが、電車で行く際には切符の買い方に注意が必要です。

パリ郊外に向かう電車はRERと呼ばれ、パリ市内では地下鉄のメトロと同じくTicket t+で乗ることができるのですが、パリ市外に向かう際には目的地までの切符を買う必要があります。

ヴェルサイユ宮殿に向かう際ににはRER C線の終点であるヴェルサイユ・リヴ・ゲーシュ駅までの切符を購入します。

RERは若干暗い感じがしており治安悪めな感じがしたので一人旅の際には用心が必要に感じました。

ヴェルサイユに向かうほうは観光客が多いのでスリなどはあるかもしれません。

パリ市内からヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅までは約50分ほど。駅から歩いて10分ほどでヴェルサイユ宮殿にたどり着きます。

入館にはチケットが必要で、繁忙期にはかなりの行列ができるようです。

ヴェルサイユ宮殿のWEBページでチケットの予約ができるので、あらかじめチケットを確保していくと安心です。

ヴェルサイユ宮殿の観光

ヴェルサイユ宮殿の観光について簡単に書いてみます。

まずはヴェルサイユ宮殿の入り口から。外観からも豪華さが伝わってきます!

建物の左側が入り口となっていて、チケットを提示して宮殿内に入ります。宮殿の作りはさすがに豪華ですね。

宮殿内で最も有名なのが鏡の回廊です。

王族の結婚式や舞踏会が開かれた場所とのこと。ここはさすがに観光客だらけですね。

中国語しか聞こえませんでしたw

宮殿の外も少し回ってみました。

宮殿から庭園を見下ろすとこんな感じ。広すぎて先のほうが見えませんw

冬なので殺風景ですが、夏に来るとかなり華やかな感じになるのでしょうか。ヴェルサイユ宮殿の観光は半日~1日で回れますが、季節としては夏がいいのかなと思いました。

豪華な宮殿と広大な土地から絶対王政の全盛期を感じることができるのでパリ観光に余裕があれば寄ってみるといいかなと思います。

パリの美術館めぐり

パリの滞在中に外せないのが美術館かと思います。

ルーブル美術館はじめ、パリには有名な美術館が複数あり、自分もいくつか有名どころを回ってみました。

ルーブル美術館の観光

パリを代表する美術館はもちろんルーブル美術館です。

世界4大美術館ともあり、展示品の規模や内容は素晴らしいです。美術品に興味なくても展示品の種類は多岐にわたるので何か興味をひくものがあるのかなと思います。

ルーブル美術館にはいくつか入り口があるようなのですが、メインの入り口はこの三角形のところにあります。

ここで手荷物検査をして館内に入ることができます。

混雑時にはこの手荷物検査二時間がかかるようなので、あらかじめルーブル美術館のWEBサイトで入館時間を予約していくとスムーズかと思います。

美術館ではガイドを借りることができます。ガイドはまさかのニンテンドー3DSでしたw

日本語にも対応しているので、美術品の説明聞きながら回るのに便利です。

美術館に入り、道なりに進んで行くと大きな階段があり、階段の先にはルーブル美術館の傑作の一つ「サモトラケのニケ」がありました。

ニケ像のために作られたとも言えるこの空間の雰囲気と像の迫力が素晴らしく、個人的にはルーブル美術館で一番気に入った作品です。

船の先に取り付けられた勝利を祝う女神像ですね。スポーツメーカーのNIKEの元ネタでもあります。

ニケ像のあるエリアを抜けていくと、回廊に沿って絵画が展示されている場所に。この回廊かなり長く続いており、延々と絵画の展示が続きます。宗教画が多かったように記憶しています。

この回廊の途中にモナリザの展示がある部屋への入り口があり、案内に従って行くとたどり着けます。

モナリザの部屋、メインの美術品なだけありかなりの人だかり。

みなさん写真をとるのに一生懸命でしたので、自分の順番がくるまで並び、いざ対面!

専用の部屋もあるなど他の美術品との扱いの差が圧倒的ですが、美術に疎く何がすごいのかあまりわかりませんが、とても満足しましたw

その他絵画でよかったのはこちらも名画ですがドラクロワ作の群衆を導く自由の女神の絵もよかったですね

美術品のほか、彫像コーナーもあり、様々な時代の彫像が展示されています。最も有名なのは「ミロのヴィーナス」ですね。

実物は像を一周回るように見えるので様々な角度からヴィーナス像をみることができます。

その他の見所としては、「ナポレオン3世の居室」は豪華絢爛で圧巻でした!これほどシャンデリアできらきらとした空間は他にはないのでは・・・

ルーブル美術館は水曜日と金曜日は夜間も開館しており21時45分まで入館できるようです。見所が多い上に館内が広く迷路のように入り組んでいるので思ったより観光に時間はかかるかと思います。

満喫するには午後いっぱい使うくらいの時間はあると良いかなと思います。

壁一面を覆う睡蓮の絵で有名なオランジュリー美術館

ルーブル美術館の近くにあるオランジュリー美術館というところにも行ってきました。

壁一面を覆うモネの大作、睡蓮の絵が有名な美術館です。ここは睡蓮の絵が展示されている空間が素晴らしく、かなりおすすめの美術館です。

オランジュリー美術館には、ルーブル美術館から歩いて行くのがわかりやすいかと思います。

ルーブル美術館の前にあるチェイルリー公園をルーブル美術館と反対側まで10分ほど歩いていくとたどり着きます。

チケットを購入して中に入ると楕円形の大広間に出ます。大広間には壁一面にモネの大作「睡蓮」が掲げられています。

大広間は同じようなものが2つ続くような構造となっていて、計8枚の睡蓮の絵が掲げられていました。

また部屋に自然光が存分に入るように建物が設計されているようで、空間自体も非常に魅力のある美術館です。

ルーブル美術館の作品などはたまに日本でも特別展として展示されることがありますが、この規模になると現地以外でみることはできないので、パリに行った際にはぜひ寄ってみるといいかと思います。

まとめ

今回はロンドンと合わせて旅行したため、パリ滞在は2泊のみとなり、主要な観光地を回ってみました。

芸術の都と言われるだけあって、街並みも美しいのはもちろんのこと、美術館の展示は空間作りからこっているようで初心者ながらにも楽しめました。