楽天証券では100円から投資信託を購入することができますが、楽天証券と楽天銀行の口座を連携する「マネーブリッジ」を利用することで、大量のポイントを獲得することができます。
制度の裏をついた裏技的なところもあり、将来的に改悪の可能性もありますが、手間がかかるとはいえ、かなりお得な方法かと思います。
目次
楽天証券の100円投資信託購入でポイント獲得の方法
楽天証券の100円投資信託購入でポイントを大量獲得するためには、具体的に下記のものが必要となります。
- 楽天証券の口座
- 楽天銀行の口座
- 楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」の設定
- 楽天銀行の「ハップープログラム」にエントリー
自分はすでに設定済みのため手順については簡略化していますが、概要も書いてみます。
「マネーブリッジ」の設定
楽天銀行の商品・サービス一覧から「マネーブリッジ」を選択し、「マネーブリッジ申込」をクリック。あとは必要事項を記入していけば、マネーブリッジの申込は完了するかと思います。
マネーブリッジの申込を終えた後は、「楽天証券での自動入出金設定」を行う必要があります。
楽天証券の「設定・変更」タブから「楽天銀行連携」を選択するとマネーブリッジと自動入出金(スイープ)の設定状況が表示されます。
このうち、自動入出金(スイープ)の設定で楽天証券側を「自動出金時、証券口座に0万円残す」と設定することで、楽天証券の口座を常に0円とし、投信購入時に楽天銀行から自動的に金額が引き出されるように設定します。
最終的に下図のような設定になっていればOKかと思います。
楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリー
続いて投資信託購入でポイントを獲得するために必要となる「ハッピープログラム」について書いていきます。
「ハップープログラム」は楽天銀行で何らかの取引を行うごとに楽天スーパーポイントが付与される仕組みで、原則1件=1ポイントですが、取引件数の多い顧客はステージが上がっていき、最上位の「スーパーVIP」では1件=3ポイントを獲得することができます。
「ハッピープログラム」のエントリー自体は非常に簡単で、楽天銀行の商品・サービス一覧から「ハッピープログラム」を選択し、エントリーするだけです。
ここでいう取引1件に、さきほどの楽天証券での投資信託購入時の自動入出金が該当し、楽天証券で投資信託を購入するたびにポイントが加算されていくという仕組みです。
楽天証券口座で投資信託を購入する
上記で設定は完了しているため、後は楽天証券で好きな投資信託を購入するだけです。
注意点としては、積立注文をする際には「証券口座」から積立設定をする必要があります。
通常購入については証券口座からの購入になるので、特に問題はないです。
こちらの方法での投資信託購入は1日につき15件までという制約があるほか、楽天証券の積立注文は1ファンドにつき1ヶ月1回の購入に制限されるため、同じファンドを毎日書い続ける場合には毎日通常購入する必要があります。
ここがやや面倒ですね・・・
仮に毎日100円ずつ、15ファンド購入した場合には1ヶ月20営業日として、3×15×20 = 900ポイントを毎月獲得することができます。この場合に必要となる投資額は3万円となります。
3%の利回りが確保されるということで、信託報酬の安いインデックスファンドの購入にはこの方法はかなりおすすめではないかと感じています。
毎日購入とすることで、ドル・コスト平均法も適用され、買付単価を下げ、投資パフォーマンスの向上にもつながりそうです。
楽天証券ではこの他、楽天カードでの投信積立購入でのポイント付与サービスも展開しており、投信は楽天証券にまとめることでお得に運用できそうです。
まとめ
投資信託の積立は継続が重要となるので、ポイント付与のような継続のインセンティブがあると続けやすいように思います。
今回の方法では手間はかかるとはいえ、ノーリスクで3%分の楽天スーパーポイントを獲得することができるということで、かなりお得かなと感じています。