投資

NISAで米国高配当ETFのVYMを積み立て中 少額購入でも手数料無料が嬉しい

今年のNISAでは米国の高配当ETFであるVYMを少しずつ購入するようにしています。

海外株・海外ETFの購入ではSBI証券を利用しており、NISAでの海外ETF買付手数料無料を利用して、手数料負けを気にすることなくETFを購入できて便利です。

少資金のうちは複数銘柄に分散投資する際に手数料の面で不利な上、個別銘柄ごとの管理も面倒でもあるので、米国ETFの定期買付は単純な上にパフォーマンスも比較的いいのかなと感じています。

目次

SBI証券のNISAでは海外ETF買付手数料無料

自分は証券会社としてメインではSBI証券を利用しており、NISAもSBI証券で開設しています。

SBI証券ではNISA口座の取引において、国内株の売買および海外ETFの買付手数料を恒久的に無料となっています。

特に海外ETFの買付手数料無料は大きな魅力かなと感じています。

というのも海外株は一般に手数料が高く、一定額以上を購入しないと手数料面で不利となるため。

例えば代表的な米国株の手数料は下記の通り

  • 約定代金の0.45%
  • 手数料下限5ドル / 上限20ドル

約定代金の0.45%は業界最低水準ではありますが、最低でも5ドルの手数料がかかるため、手数料負けしない購入価格は1,111ドルとなかなかの水準です。

一定期間ごとに少しずつ株を買おうと思った場合に、手数料負けしない価格下限というのはなかなか厄介です。

そこでNISAを利用した海外ETF買付手数料無料のサービスがかなり美味しいということですね。

NISAで積み立てるETFはVYMを選択

米国ETFはかなり多くの種類が出ており、メジャーどころのインデックスに連動するもののほか、特定のセクターに限定したもの等もでています。

そんな中自分はバンガード米国高配当株式ETF (VYM)をNISAで購入しています。

といってもNISAでのVYM購入は今年から始めたのでまだごく少額ですがw

VYMの概要

VYMの基本的な情報は下表の通り (2019年2月28日時点、ソースはMorning starより)

ETF名称 バンガード米国高配当株式ETF
ティッカーシンボル VYM
構成銘柄数 396銘柄
経費率 0.06%
配当利回り 3.09%
配当支払い月 3月 / 6月 / 9月 / 12月

経費率は長らく0.08%でしたが、2019年に入ってから0.06%に下がりました!

長期投資家思いのETF向けの運用をされていると受け取り、安心してホールドできそうです。

VYMのセクター比率と構成銘柄Top 10

続いてVYMのセクター比率と構成銘柄を見てみます。

セクター比率

11のセクターに分けた際の構成比率は下表の通り (2019年3月時点)

不動産以外はバランスよく分散されている印象です。

セクター 構成比率
Financial Services 15.21%
Healthcare 14.40%
Consumer Defensive 13.76%
Industrials 11.99%
Technology 11.44%
Energy 9.10%
Utilities 8.08%
Communication Services 6.52%
Consumer Cyclical 6.01%
Basic Materials 3.47%
Real Estate 0.04%

構成銘柄Top 10

VYMの構成銘柄Top10は下表の通り (2019年3月時点)

優良高配当銘柄が並んでいます。これらの銘柄については個別購入せずともVYM購入で一定量は買えていると考えることもできますね。

銘柄名 構成比率
Johnson & Johnson (JNJ) 3.63%
JP Morgan Chase & Co (JPM) 3.42%
Exxon Mobil Corp (XOM) 3.32%
Pfizer Inc (PFE) 2.49%
Procter & Gamble Co (PG) 2.43%
Intel Corp (INTC) 2.40%
Boeing Co (BA) 2.33%
Verizon Communications Inc (VZ) 2.33%
Cisco Systems Inc (CSCO) 2.33%
Chevron Corp (CVX) 2.26%

まとめ

SBI証券のNISAでは現在VYMのみ購入していますが、ほかの米国高配当ETFであるHDVやSPYDなどもよさそうです。

最初は配当金もしょぼいですが、少しずつ積み立てて行って徐々に配当金収入が増えていく過程を楽しめるといいなと思います。