家電量販店の大手ビックカメラとJR東日本のSuicaがタッグを組んだビックカメラSuicaカード。
ビックカメラ、Suicaのいずれの利用でも高いポイント還元率を誇り、ポイントの使い勝手も非常に良い優秀なクレジットカードです。
ビックカメラかSuicaのいずれかを日常的に利用する人にとっては所有必須とも言えるこちらのクレジットカードについてまとめてみました。
目次
年会費は実質無料で基本ポイント還元率は1%
ビックカメラSuicaカードは実質年会費無料で所有することができます。
年会費に関しては下記の通りです。
- 年会費477円 (税抜き)
- 初年度年会費無料
- 2年目以降は年間一度のカード利用で免除
たった1回の利用で無料というのは大きいですね。年1回も使わないようであればそもそも解約することになるかと思うので、所有にあたってのコストは実質0円と言えます。
またポイントについては普段の買い物での利用で2種類のポイントが付与されます。
- ビックポイント:0.5%
- JRE POINT:0.5%
これらが同時にたまるため、基本ポイント還元率は1%となります。
ビックポイントはビックカメラでの利用のほうが利用効率が良いですが、JRE POINTは提携しているビックポイントに等価で交換できるほか、Suicaチャージやルミネ商品券など多彩な交換先があり、非常に使い勝手が良いポイントとなっています。
これに加えて、WEB明細サービスを利用するだけで、毎月50 JRE POINT、年600 JRE POINTが貯まります。
年1回の利用で年会費無料な上、年間で600円相当のポイント還元が保証されているというのはお得すぎます。
ビックカメラSuicaカードのお得な使い方
通常利用で1%還元というだけでも十分魅力的ですが、利用シーンによっては還元率はさらに高まります。
還元率が高まる用途は当たり前ではありますが、ビックカメラやSuicaでの利用です。
ビックカメラでの利用で最大11.5%還元
ビックカメラでは商品を購入する際、ポイントが付与されますが、その際の得られるポイントは下記のようになっています。
- 現金支払い:10%
- クレジットカード支払い:8%
そのため、高還元を得るには現金支払いが優位となりますが、高い家電製品の購入のため現金支払いは正直不便です。
ところが、ビックカメラSuicaカードを利用した決済であれば、現金支払いと同じ還元率である10%が付与されます。
ここに通常の買い物のポイントであるビックポイント0.5%、JRE POINT 0.5%が加算されるため、合計で11%の還元となります。
また、ビックカメラSuicaカードでSuicaにチャージした場合には1.5%分のJRE POINTが付与され、ビックカメラでSuica決済した場合には通常の10%還元が受けられるため、オートチャージしたSuicaで決済することで11.5%の還元を受けることができます。
Suicaチャージを始めJR東日本サービスが便利でお得
先ほど買いた通り、ビックカメラSuicaカードでSuicaにチャージすると1.5%のJRE POINTが貯まります。これはVIEWプラス対象商品の一つでして、チャージを含めて下記のようなJR東日本サービスでの利用でJRE POINTが1.5%還元となります。
- 乗車券、定期券、回数券、特急券 (JR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザ、券売機での購入が対象)
- JR東日本国内ツアー
- Suica定期券
- ビューカードによるSuicaチャージ、オートチャージ
Suicaチャージや新幹線等の高額チケット購入で威力を発揮しそうです。
またSuicaのオートチャージ機能がかなり便利です。
オートチャージとはSuicaの残高が一定額を下回った際にあらかじめ決めておいた金額を自動的にチャージするサービスです。
一度設定してしまえば券売機でチャージする手間がかからなくなるので、非常に便利です。
注意点として、ビックカメラSuicaカード自体を定期券として利用することはできないので、別途Suicaカードを購入し、JR東日本の駅に設置してある「VIEW ALTTE」でカードの連携を行う必要があります。
ただiPhone 7以降のiPhoneであれば、apple payにSuicaを登録することで、ビックカメラSuicaのオートチャージをapple payのSuicaにつけることができるため、カード2枚持ちの必要はなくなります。
まとめ
ビックカメラSuicaカードのメリットについて簡単にまとめてみましたが、かなりお得なカードである点は間違いないです。
Suica圏内に住んでいる方やビックカメラでの買い物を年1回でも行うといった方であれば無料で所有でき、高いポイント還元を受けることができるので、いずれかのサービスを利用する人であれば発行して損はないかと思います。