このところ米国の株価は高値圏にあってなかなか手出しできない状況が続いていますが、ヘルスケアセクターの株価については下落しています。
アメリカの医療保険を国民皆保険制度にしようという法案の議論が活発になっているとのことで、ヘルスケア関連企業の収益悪化を嫌気した格好のようです。
なかなか値下がりしないETFでもあるので、この下落の機会にちまちまとNISAで仕込んでみることにしました。
ディフェンシブ銘柄のヘルスケアセクター
ヘルスケアセクターと言えばディフェンシブ銘柄の代表格とも言われるセクターかと思います。
医薬品・医療機器など、景気によらず一定の需要がある企業群からなるセクターで、世界の人口が伸び続ける限り需要は年々増大していくものと考えられます。
ヘルスケアセクターの代表格といえば製薬企業ですね。
アメリカは特に世界の医薬品産業のトップを牽引する企業が多く、ファイザーやメルク、アッヴィ等魅力的な製薬企業銘柄が多数存在します。
とはいえ製薬企業は医薬品の開発段階においては、多額の費用と長期間の開発期間を要する比較的リスクの高い面もあり、個別の製薬企業銘柄を持つのは開発失敗のリスクとも隣り合わせとなります。
そこで、医薬品銘柄や他のヘルスケア関連銘柄を含めた分散投資が可能なETFがヘルスケアセクターの投資に有効な手段となります。
バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF (VHT)概要
ヘルスケアセクターに投資するETFは主要企業からいくつか出ていますが、自分はバンガード社が展開する「バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF (VHT)」をNISAで買ってみることにしました。
自分はSBI証券でNISAを開設しており、SBI証券ではNISA口座での米国ETF買付手数料が無料のため、少額から購入が可能です。
VHTの概要
VYMの基本的な情報は下表の通り (2019年4月20日時点、ソースはMorning starより)
ETF名称 | バンガード米国ヘルスケア・セクターETF |
ティッカーシンボル | VHT |
構成銘柄数 | 359銘柄 |
経費率 | 0.10% |
配当利回り | 1.70% |
配当支払い月 | 3月 / 6月 / 9月 / 12月 |
経費率は0.10%とセクターETFにしては低い値になっているかと思います。
配当利回りは1.70%となっており、配当のみを求める場合にはやや低いでしょうか。長期投資して成長を待つような投資対象になるのかなという印象です。
359銘柄とかなり多数の銘柄を保有しており、大型の優良株だけでなく、中小型株も組み入れられているようです。
大型で配当収入を得て、中小型の値上がりも期待できるといったところでしょうか。
VHTの構成銘柄Top 10
VHTの構成銘柄Top 10は下表の通り
医薬品・医療機器だけでなく、医療保険の銘柄も含まれており、セクターを構成する銘柄に万遍なく投資できます。
上位の銘柄はいずれも個別保有も検討したくなる優良企業ばかりですね。
銘柄名 | 構成比率 |
Johnson & Johnson (JNJ) | 9.23% |
Pfizer Inc (PFE) | 5.95% |
UnitedHealth Group Inc (UNH) | 5.85% |
Merck & Co Inc (MRK) | 5.32% |
Abbott Laboratories (ABT) | 3.46% |
Medtronic PLC (MDT) | 3.01% |
AbbVie Inc (ABBV) | 2.98% |
Amgen Inc (AMGN) | 2.98% |
Eli Lilly and Co (LLY) | 2.85% |
Thermo Fisher Scientific Inc (TMO) | 2.71% |
まとめ
SBI証券ではNISA口座では買付手数料無料なので、少額買付がしやすく助かります。
米国ETFは資金量の少ない投資家であっても低コストで優良企業に手軽に分散投資することができるので、ETFをポートフォリオの主軸にするとパフォーマンスも比較的安定しそうです。
ヘルスケアセクターの今後の動きには注視が必要ですが、値下がりしたタイミングで少しずつ買付を進めようと思います。