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ANAのマイル数が15万マイルに迫る! マイル別に特典航空券で行ける国を調べてみた

飛行機の登場・クレジットカードの利用・各種ポイントサイトの利用により毎月一定数のANAマイルが蓄積されていきます。

今月も無事ソラチカカードからのANAマイルへの交換が実施され、15万マイルにも迫ろうかというところ。

15万マイルもあるとほぼ全ての国・クラスの特典航空券が発券可能となるので、空席次第ではあるものの、行き先を選ぶのに移動費で断念するという状態がなくなります。

今後の旅行先を考える参考のため、行き先・クラス別に必要マイル数についてまとめてみました。

目次

ANA特典航空券の行き先別・クラス別必要マイル数

ANAの国際線で特典航空券を発券する際の必要マイル数はZone・座席クラス・シーズンの3つの要素で決まります。

必要マイル数を決めるZone・座席クラス・シーズンについて

Zoneは目的地をエリア別に区分したもので、下記のように決められています。

Zone 1 日本 日本
Zone 2 韓国 ソウル
Zone 3 アジア1 北京、大連、瀋陽、上海、杭州、広州、厦門、成都、武漢、香港、台北、マニラ
Zone 4 アジア2 シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、プノンペン
Zone 5 ハワイ ホノルル
Zone 6 北米 ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティ
Zone 7 欧州 ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン
Zone 10 オセアニア シドニー、パース

Zone 8とZone 9はアフリカと南米用でしょうか・・・現状ではZone設定がありません。

 

座席クラスはその名前の通りですね。

Y(エコノミー)、PY(プレミアムエコノミー)、C(ビジネスクラス)、F(ファーストクラス)の順に必要マイル数は多くなります。

 

次のシーズンについてはZone別にL(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)の3区分に分けられ、この順に必要マイル数が多くなります。

ローシーズンを狙いたいところですが、当然ながら需要の少ない時期が設定されており、

  • 年末年始を終えた1月第2週~2月末
  • GWまでの4月
  • GWを終えた5月第2週~6月末

あたりが例年ローシーズンとなっています。有給うまく取れるといいのですが・・・

反対に旅行の繁忙期となる年末年始やGW、夏休みシーズンはハイシーズンとなり必要マイル数は割高となります。

日本発着便の特典航空券の必要マイル数

さて、日本発着便の国際線の特典航空券についてまとめてみます。

Y – PY – C – Fは座席クラス、L – R – Hはシーズンを表しています。

Zone 2 韓国

L R H
Y 12,000 15,000 18,000
PY
C 25,000 30,000 33,000
F

韓国(ソウル)までは東京から2時間半ほどで行けるのでエコノミーで十分かと思います。

とはいえLCCでお手頃に行くのも苦痛でない距離なのであえてマイルで行く意義も薄いかな。

Zone 3 アジア 1 (中国、香港、台北、マニラ)

L R H
Y 17,000 20,000 23,000
PY
C 35,000 40,000 43,000
F

中国各地と香港、台北、マニラが対象のZone 3。片道4時間超のエリアですね。

このあたりだとLCCかキャリアか悩むところです。キャリアで行く場合に2万マイルでエコノミーに乗れるのはまあまあお手頃な気がします。

このあたりの航空券はだいたい5~6万円くらいはするかと思うので、2万マイルならマイルのほうが割安感があるように思います。

Zone 4 アジア 2 (東南アジア、インド)

L R H
Y 30,000 35,000 38,000
PY 46,000 51,000 54,000
C 55,000 60,000 63,000
F 105,000 105,000 114,000

東南アジアとインドが対象となるZone 4。片道6時間超といったところ。
自分が最も利用する区分ですw

このあたりだとキャリアで行きたいですねw またこのZoneからPY(プレミアムエコノミー)とF(ファーストクラス)の設定があります。

エコノミークラスについてはマイルで特典航空券を発券するかスカイコインにかえるか悩みどころですが、自分ならスカイコインにかえて差額分は支払うかなと思います。

東南アジアの各国のエコノミークラスはだいたい7~10万円くらいかなと思いますが、平SFC会員の自分の場合、スカイコインを最大倍率で交換すると35,000マイル = 56,000円相当になります。

特典航空券を発券した場合でも税金などで1万円くらい取られてしまうため、スカイコインとの差額は2万円くらい。
スカイコインで支払った場合にはマイルやプレミアムポイントの加算があり、それらを次の航空券代等に回すことができる点を考慮すると、スカイコイン支払いのほうが良いかなーと思う次第です。

ただ、ビジネスクラスの6万マイルは結構狙い目かと思います!空席なかなかないですがw

Zone 5 ハワイ

L R H
Y 35,000 40,000 43,000
PY 53,000 58,000 61,000
C 60,000 65,000 68,000
F 120,000 120,000 129,000

みんな大好きハワイ。

人気路線のため、航空券代金は比較的高めなので特典航空券はうれしいものですが、やはり空席がとりづらいようです。

ビジネスクラスはマイル数的にお手頃感あるので特に人気のようですね。

Zone 6 北米

L R H
Y 45,000 55,000 60,000
PY 67,000 77,000 82,000
C 80,000 90,000 95,000
F 165,000 165,000 180,000

北米エリアを対象とするZone 6。片道10時間超ですね。

航空券代金は20万円くらいでしょうか。もはや特典航空券一択な感じですw

ローシーズンの必要マイル数はかなり低く設定されているので、チャンスあればかなりお得に旅行できそうです!

Zone 7 欧州

L R H
Y 45,000 55,000 60,000
PY 67,000 77,000 82,000
C 80,000 90,000 95,000
F 165,000 165,000 180,000

欧州エリアを対象とするZone 7。北米より若干距離がある分必要マイル数も最大となります。

特典航空券を狙いましょうw

Zone 10 オセアニア

L R H
Y 37,000 45,000 50,000
PY 54,000 62,000 67,000
C 65,000 75,000 80,000
F

オセアニアとありますが、行き先はオーストラリアのみ。

2019年9月1日よりANAパース便が開通するのに伴い、行き先はシドニー、パースの2箇所となります。

ここも取れたら特典航空券がいいのかな。

まとめ

ANAの特典航空券の必要マイル数について改めて調べてみました。

だいたいのマイル数のイメージはありましたが、調べてみると使い道について考えるいいきっかけになりますね。ファーストクラスは高すぎますが、ビジネスクラスは思ったよりも結構手が届きやすい印象です。

北米・ヨーロッパについてはどのクラスについても特典航空券一択な感がありますが、アジア便でのマイルの使い方は迷うところです。

個人的にはZone 4でビジネスクラスの発券をしてみたいなと思っています。